感謝、そして次へ

 令和5年4月9日、初めて挑んださいたま市議会選挙は大惨敗という結果でした。ですが、私に票を入れてくださった方々、本当にありがとうございます。

 当然ながらこれは望んでいた結果ではありません。支援していただいた方々に報いるのは勝つことのみです。私の考え・気持ちが甘く、勝つことに徹しきれていなかった。準備が足りていない。それが今回の最大の敗戦の理由です。

 例えば僕は今回、スニーカーを履いて選挙戦を戦いました。何故ならば選挙カーを使いたくないと考えたからです。多くの方が「選挙カーうるさい」と思っているということを感じていました。だから知名度がなくても、今回の選挙戦は新人らしく自分の足で歩いて皆さんの声を聞く、そう思っていました。ですが勝負に徹するのであれば、選挙カーのメリット・デメリットを検討して、そして選挙カーを利用するのかしないのかを決めるべきです。この検討・分析を行っていませんでした。

 他にもあります。例えば「のぼり旗」。本人の名前を書いてはいけないなどのルールはありますが、「何も書いていないイメージカラーののぼり旗を立てて街頭演説を行ってはならない」とは書いていません。街頭演説を行う際、自分のイメージカラーの「のぼり旗」を立てることで、そこで赤松が街頭演説をしている、とわかってもらえます。そこまで考え、事前に準備を行う。昔、大先輩からも教わったことでいつもは心がけているにも関わらず、今回はその準備がきちんとできませんでした。

 敗因をあげると枚挙にいとまがありません。ですが、この敗因をしっかりと糧として、次の戦略を考えて準備を行うことが重要であると改めて認識しました。

 視点・政策についてもブラッシュアップしなければなりません。今回は4つの視点・7つの政策を提案させていただきました。私が提言したことは、実現可能であり、かつ、早急に実現すべき。これが私の考えです。この考えは変わっていません。

 ただ、世の中は刻一刻と変化します。この4つの視点・7つの政策を大事にしながらも、多くの方々が何を考えているのか、どういう支援を必要としているのか、ということにアンテナを張り巡らし、さいたま市民と同じ視点になるように考えて行動し、それに基づいて政策を考えたいと思います。

 次は4年後ではありません。この投稿を行った後、すぐに準備に取り掛かります。いろいろな方と会い、アドバイスを受け、何をすべきかを考える。

 そして、選挙を行うことができる体制を構築する。選挙を戦うことができる体力(肉体的・金銭的)をつける。定期的に情報発信を行い、私が何を考えているのかを伝え、そして協力者になってもらう。

 今回の敗戦を糧に、次は必ず勝利する。そのための準備を怠らない。それが今回の最大の学びでもあります。

 私に票を入れてくださった方々、本当にありがとうございます。

 私のことを思って厳しい言葉をかけてくださった先輩方、本当にありがとうございます。

 事務所に花を送ってくださった多くの友人に心から感謝申し上げます。

 そして完全にボランティアで選挙をサポートしてくれた多くの友人に心から感謝申し上げます。

 そして何よりも、妻・真美子に感謝しています。ありがとう。

令和5年4月10日 赤松ひろかず拝

タイトルとURLをコピーしました