【現在のお仕事紹介その2】家を暖かくする

みなさん、こんにちは。赤松ひろかずです。
今回は「現在のお仕事紹介」の第二弾です。

皆さんの家は暖かいですか?

突然ですが、皆さんの家は暖かいですか?家の温度をはかったことがありますか?

実は、WHO(世界保健機関)は2018年11月、冬の住宅の最低室内温度として「18度以上」を強く勧告しています。ところが、日本の家の室温を調べてみると、18度以上となっているのは、北海道・千葉県・神奈川県・静岡県・新潟県の5つだけ。埼玉県は17.7度で、ちょっと足りていません。

家が寒いとどうなるか?国土交通省の調査結果によると、「朝の居間の室温が18度未満の住宅に住む人の総コレステロール値、悪玉コレステロール値が有意に高く、また心電図表の異常所見も多くなることが明らか」であることがわかっています。
つまり、「健康状態が悪いのは家に原因があるかもしれない!」ということです。

では家の中で寒い場所はどこでしょう?
熱エネルギー機器の開発・製造・販売を行っている会社が「冷えが気になる場所」について調査を行っています。
「冷えが気になる場所はない」は23%という結果ですが、この数値よりも高い値を示した場所が「脱衣所・洗面室」、「トイレ」、「浴室」、「廊下」となっています。「キッチン」や「リビング」はあまり冷えが気にならない、という結果となっています。

家が寒いとヒートショックの可能性がある

寒い家に住んでいると「ヒートショック」を起こす可能性が高くなる、という調査結果があります。
ちなみに「ヒートショック」とは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することによって、失神したり心筋梗塞や脳卒中といった血管の病気などを引き起こす健康被害のことです。

ヒートショックを防ぐためにはどうすればいいでしょうか?これについても、あるハウスメーカーが調査をしています。
「ヒートショックを防ぐために行っている対策」についてみると、最も多いのは「特に何も対策していない(32.2%)」という回答。3人に1人は対策をしていないということです。次いで「風呂上りには手早く着替える(24.0%)」、「浴室暖房機で浴室を温める(21.5%)」、「廊下や脱衣所にも暖房機器を置く(19.3%)」となっています。

上記3つの対策よりも効果があるのが「家を暖かくする」ことです。部屋を暖かくすること、部屋間の温度差を小さくすること、部屋の中の熱を外に逃さないこと、が重要なのです。

家を暖かくするためには、天井や床、壁に断熱材を補強したり、窓まわりを省エネ性の高いものに交換したりする、等の方法があります。特に窓まわりのリフォームがお勧めです。また、国や自治体の補助金が使える場合もあります。

でも、本当に効果があるの?

そう思っている方も多いでしょう。また、断熱するのにいくらかかるかわからない、という心配もあると思います。

そこで、さいたま市からは少し遠いのですが、「福島県広野町」というところで、2月18日・19日の2日間、「断熱DIYワークショップ」を行います。今回の断熱のポイントは「窓」「床」「天井」です。自分たちでできる断熱作業とプロにお願いする断熱作業を行います。

この断熱DIYでどれだけ家が暖かくなったかはイベント後に改めて報告しますが、時間がある方は是非、イベントに参加してください(以下の広野町HPをみてください)。

広野町断熱DIYワークショップ|広野町公式ウェブサイト (town.hirono.fukushima.jp)

では!

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